このあいだ、ロサンゼルス在住の日本人ご夫妻がぼくの鑑定を受けに来てくれました。最近、ロサンゼルス在住の日本人の方がぼくのところによくいらっしゃいます。

「ある事象が一定の期間、続けざまに起こり続ける」

ということ。あなたにも経験ありますかね。

ぼくにはよくあるんですよ。まあこの現象には『シンクロニシティ(共時性きょうじせい)』と名前が付いていますから、きっと誰にでもあることなのだとは思いますけどね。

最近もリノルナは「やっぱり店長なんだし、占いの講座を何か始めたほうかいいのかな」なんて思っていると、いままでぜんぜんなかった個人レッスンの申し込みがたくさん来るようになりました。思っていただけなんですけどね。

そうこうしているうちに、お世話になっているほしよみ堂のTaka先生からも「西洋占星術の講座、やってみませんか?」とお誘いをいただくまでになってしまって。先述のロサンゼルスのご夫妻とも、それぞれに西洋占星術をZoomで手ほどきするお約束をしたところです。

それで、ちょっと思い出したのです。リノルナ、じつはアメリカで西洋占星術を学んだのです。アメリカ人の女性の占星術師の先生が、ぼくの西洋占星術の師匠です。西洋占星術というよりも、スピリチュアルの修行といったほうが正確かもしれませんけど。

ぼくには代々、霊能力者を生み出す家系の血が流れているのですけどね。チカラをコントロールする方法を学んだのは、アメリカの地なのです。もう25年以上前の話になります。

日本とアメリカとを比べると、なんとなく日本の土地のほうが霊性が高そうなイメージがしますよね。どうしてでしょうね。

でも日本で育てば、きっと『古事記』より『ギリシャ神話』のほうがキラキラして見えます。アメリカで育つと『古事記』の世界はとても神聖で魅力に満ちている。これも不思議。たぶん自分の生まれ育った文化に対して、強い興味や関心は抱きにくいのでしょう。

アメリカの比較神話学者ジョーゼフ・キャンベルによれば「どちらの神話体系もじつは根源的には通底していて、寸分違わぬ同じ本質を持っている」とされています。

ジョーゼフ・キャンベルは、あるときニューヨークのアメリカ自然史博物館で、数ある展示品の中からネイティブ・アメリカンの工芸品を発見した。このときの衝撃が、のちにネイティブ・アメリカンの神話を研究するきっかけとなり、「かけ離れた文化の神話のなかに存在するわずかな共通点を見いだしていく」という彼のライフワークにつながっていったのです。

ちなみに彼の文章は詩的で美しく、名言が多いのが特徴。たとえば、

『(あなたの)人生の目標は、あなたの鼓動を宇宙の鼓動とあわせることであり、あなたの生来の本性を自然とあわせることである』

とかね。で。

アメリカ人って、こういうことが大好き。アミニズムとか、自然に霊性を感じたりとか。京都のお寺で座禅を組んだりね。

アメリカ人が京都で座禅を組んでいる間に、日本人のぼくは最初アメリカ・カルフォルニア州サンフランシスコでタロットを学びました。

そして、もっと霊性の高いところに行きなさいとお告げがあって、次はロッキー山脈を(電車で)越えて、コロラド州デンバーで西洋占星術を学び始めました。

西洋占星術の師匠といっしょに、聖霊が宿るといわれるロッキーマウンテン国立公園に修行に行って、平たい岩の上で瞑想したりしてね。自然と一体化する魔法の体系を彼女から学びました。

「あなたって瞑想的ね」と、よく師匠に言われました。ぼくの心の中をうまく見通せないからだそうです。きっとぼくがアジア系で子どもみたいに見えるので、そう言ったのでしょう。

そのとき、本当はぼくは21歳でしたけどね(アメリカの法律では21歳になると完全に大人。だから酒もタバコも買えるし、ナイトクラブのパーティにだって入場できます。そこらのティーンズみたいに町はずれのガススタンドまでコソコソ通わなくてもいいってこと!)。

(2)につづく

里乃月リノルナの西洋占星術パーフェクト講座・初級編【第1期】
日時:2023年11月25日(土) 13:00~18:00
場所:京都ほしよみ堂
参加費:50,000円(税込、テキスト代込、お茶代込)
内容:

  1. 西洋占星術は「命占」
  2. 生時がわかる場合の占い方
  3. 生時がわからない場合の占い方
  4. 惑星
  5. ハウス
  6. 星座(サイン)
  7. アスペクト
  8. 実践問題

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