西洋占星術は、占いのなかでは『命占(めいせん)』というジャンルに含まれますね。

占いって、西洋占星術のような『命占(めいせん)』のほかに、『卜占(ぼくせん)』と『相占(そうせん)』があります。占いって3種類のジャンルに分かれているんです。

『命占(めいせん)』
あなたの生まれた瞬間の情報が必要な占い。生年月日、生まれた時刻、生まれた場所を使って占います。西洋占星術やインド占星術、四柱推命、紫微斗数などが有名ですね。いわゆる『星占い』はすべてこの命占に含まれます。

『卜占(ぼくせん)』
「カードなどの道具を使って、あなたと占い師がゆるやかにつながる」占いです。タロットやルノルマンカード、易などが有名ですね。スイスの心理学者ユングが提唱した『共時性』(シンクロニシティ)を利用した占いとも言えます。霊感、高次元、巫女さんのお告げなども道具は使わないけど卜占です。

『相占(そうせん)』
「あるモノの形状を別のあるモノに見立てて開運効果を期待する」占いです。見立てる、変換する、等価交換する、という作業がとても重要で、すこしおまじないみたいな要素も入っています。手相、風水、観相術、姓名判断などが有名ですね。

プロの占い師としてやっていくためには、この『命・卜・相(めいぼくそう)』の3種類をマスターしておく必要があるんですよ。

でもね、西洋系の占術を極めたリノルナとしては、『西洋占星術』って『命占(めいせん)』だけじゃないんです、と言いたいわけ。ほんとうは『命・卜・相(めいぼくそう)』のすべての占い方が出来るんです。

『命占(めいせん)』に対応する技法
『ネイタル(出生図)』『トランジット(経過図)』『プログレッション(進行図)』を組み合わせます。未来予知や相性診断が出来ます。

『卜占(ぼくせん)』に対応する技法
『ホラリー』という技法を使います。

『ホラリー』は17世紀のイギリスの天才占星術師「ウィリアム・リリー」によって世に出ました。占い師である『あなた自身』を道具として使います。いわば、あなたの周囲に魔法陣のように『3重の回転する円環』を展開するのです。「『問い』を受け取った、いま、このとき」という『つながり』を占いに利用するもので、古術の香りが漂う神秘的な技法です。古典占星術の集大成とも言われています。

『相占(そうせん)』に対応する技法
『リロケーション』という方法を使います。

『リロケーション』は文字通り「移住する」というスゴイ技法です。地表に惑星の軌道を墨引きして「開運地点」を割り出し、そこに実際に移住してしまう、というもの。もうこの人、元の家、元の国には帰ってきません。つまり、この行為には『生まれなおし』『なりかわり』の意味もあるのです。この人は今までの自分を消去して、まったくの他人として、新しい『ネイタル(出生図)』を手に入れて生きていくことになるのですからね。まあ、ちょっと滞在して運気を上げた後、戻ってくるという使い方も出来ます。

このように西洋占星術は、あらゆる占いに対応しています。

西洋占星術を習得すれば一人前、という占い師たちの習わしがあります。知識と技の証明になりますので、他の占い師から一目置かれるようになるからです。つまり占い師になりたいあなたは、西洋占星術をマスターすれば、それだけで占い師としてやっていけるというわけ。

「西洋占星術を習得すれば一人前」という言葉には、なにやら習得が難しそうなニュアンスがありますが、そんなことはないんですよ。それはあくまで、占いの基礎である『命・卜・相(めいぼくそう)』が身についている、という意味でしかありません。

むしろ西洋占星術は、あらゆる占いのなかで習得が容易な部類に入ると思います。

まずは『惑星』を10個、『ハウス』と呼ばれる地表の気のバランスを12個覚えてみましょう。合計で22個です。この22個の意味を覚えるだけで、じつは西洋占星術って占えるようになるんです。


里乃月リノルナの西洋占星術パーフェクト講座・初級編【第1期】
日時:2023年11月25日(土) 13:00~18:00
場所:京都ほしよみ堂
参加費:50,000円(税込、テキスト代込、お茶代込)
内容:

  1. 西洋占星術は「命占」
  2. 生時がわかる場合の占い方
  3. 生時がわからない場合の占い方
  4. 惑星
  5. ハウス
  6. 星座(サイン)
  7. アスペクト
  8. 実践問題

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