数字の『４』

４は、最初の合成数。



合成数とは、

２×２＝４

のように、


素数の積によって面や立体をつくりだす力を持っています。

ヨーロッパの都市や、
京都の町並みのような均一な区画のことを

クオーターといいますが、

クオーターの語源となった
クアドラチュア(quadrature)は、


『直角』という意味。

均一、均等に作られたクオーターは、


同じ形のクオーターと上下左右に

ぴったりとくっつくことができるので、

４は、自分自身をコピーするように、

自らを無限に拡張し、



まわりを同化していく性質を持っています。

ルノルマンカードの中で、

４に関係するカードは、

『４』家
『１４』キツネ
『２４』ハート
『３４』魚

です。

では、順番に見ていきましょう。

『４』家
ウチとソトを分けることで、安定を得て、
安心できる場所を作り出します。


一家、一族を形づくる限り、
子孫繁栄を願わずにはいられません。

家族、地域、国家、地球…
内側の範囲は、さまざまに設定されます。

外側のものを同化していくことで、
内側が際限なく拡大していきます。

拡大を目指して、
『沈潜する』『力をためる』というイメージです。

『家』のキーワード…
安心できる場所
自宅　家庭
プライベート
基盤　基礎

『１４』キツネ
王権のような強い力に立ち向かう
庶民のようなイメージのあるカード。

正攻法では、捕らえられ処刑されてしまう。

権力者に支配されていても、心までは渡さない。


自分の中に、新しいものを取り込んで
内側から変わっていきます。

見かけは変わらないけれど、
中身は熱い気持ちで満ちている。

『未知なるものの日常化』『断捨離』

のようなイメージが出てきます。

『キツネ』のキーワード…
ずる賢い人　狡猾
ライバル
詐欺　陰謀
裏切り

『２４』ハート
愛情というよりも、


『心臓』をイメージしてください。


それも、毛の生えた強心臓。

自分から押し付けがましく入っていき、
望むものを勝手に持っていく、


傍若無人なイメージです。

欲しい！と思えば、
どこへでも入り込んでいきます。

『壁の向こう側へ』強引に押し入っていくイメージです。

『ハート』のキーワード…
愛情　ロマンス　情熱
充実感
恋愛　喜び　共感

『３４』魚は、特別なカードなので別項にて解説いたします。

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