占い師リノルナの事件簿シリーズ

リノルナの思う世界とは、
選ばなかった可能性を、
いつのまにか切り捨てていく力のこと。

このシリーズは、
「わたしは、どうして、ここまでなんだろう?」
と感じながら、生きているあなたのために書きました。

これは、
天上の歌を知ってしまった人が、
地上で、静かに生き残ろうとする物語です。

そして、
占い師リノルナが、
その世界と一定の距離を保ちながら、
人の選択と向き合っていく日々の記録でもあります。

見えているからといって、踏み込まない。
できるからといって、代わりに決めない。

それでも、ときどき境界は揺れ、
世界はこちらへ近づいてきます。

これは、
占い師としての仕事をとおして、
天上と地上、
それぞれの判断のあいだを歩く物語です。


※どの話からでも読めます。気になるところからどうぞ。

▶ 最新の記録:占い師リノルナの事件簿@京都ほしよみ堂第56話「お化けレストラン」


エピソード一覧

※[]はキーワードです。

第1章|境界にて。

第2章|拠点防衛。

第3章|雨が降るまで、ランプを点けて。

第4章|身体の迷宮。

第5章|観測する。

――この先も、記録は続きます。

付録:成立・起動・位相——リノルナという装置