
占い師リノルナの事件簿シリーズ
リノルナの思う世界とは、
選ばなかった可能性を、
いつのまにか切り捨てていく力のこと。
このシリーズは、
「わたしは、どうして、ここまでなんだろう?」
と感じながら、生きているあなたのために書きました。
これは、
天上の歌を知ってしまった人が、
地上で、静かに生き残ろうとする物語です。
そして、
占い師リノルナが、
その世界と一定の距離を保ちながら、
人の選択と向き合っていく日々の記録でもあります。
見えているからといって、踏み込まない。
できるからといって、代わりに決めない。
それでも、ときどき境界は揺れ、
世界はこちらへ近づいてきます。
これは、
占い師としての仕事をとおして、
天上と地上、
それぞれの判断のあいだを歩く物語です。
エピソード一覧
第1章|境界にて。
- 1話「境界の先」
- 2話「閉店間際の客」
- 3話「ノックの向こう」
- 4話「夜の店内で」
- 5話「居心地のいい場所」
- 6話「刺さない針」
- 7話「安全な距離」
- 8話「線引き」
- 9話「線を引く人」
- 10話「破壊者」
- 11話「潮の匂い」
- 12話「呼び鈴」
- 13話「神域の境界」
第2章|拠点防衛。
- 14話「風がざわつく前」
- 15話「リノルナの椅子」
- 16話「印のある壁」
- 17話「理由を説明しない店」
- 18話「均される日」
- 19話「見られた」
- 20話「呼べない存在」
- 21話「圏外」
- 22話「白紙委任」
- 23話「非常手順」
- 24話「起動」
第3章|雨が降るまで、ランプを点けて。
- 25話「迷うのって、楽しい」
- 26話「水を飲みに行く」
- 27話「オートミールを食べる」
- 28話「OPEN」
- 29話「迷宮を作る」
- 30話「迷子」
――この先も、記録は続きます。





