感受点としての惑星はサインのパワーを宿すけれど、運気を見るには、あるくふうが必要！

西洋占星術のなかでは、惑星は『感受点』と呼ばれているんですね。

リノルナ流では、この感受点で割り出した『度数』をルノルマンカードに当てはめて占う方法を取ることが多いのですが、これはすこしだけ上級者向きの占い方。

そもそも感受点って、どのサイン（星座）のエリアに、星がいくつ入っているのかを見るためのもの。このやり方でみると、すごくシンプルに物事や人の属性がわかるんですよ。

じつは西洋占星術って、数字の意味の複合で出来ているのです。数秘術みたいなものとは、ちょっと違うかもしれませんけどね。

実際にやってみますね。

１２のサインを、奇数と偶数の２区分で分けます。

二つ一組のグループが６つ出来ますね。奇数を『男性数』偶数を『女性数』と呼びます。西洋占星術では、『マスキュリン（男性的な）』と『フェミニン（女性的な）』と言います。実際の性別ではなくて、あなたの装いがボーイズよりか、ガールズよりか、みたいな『基礎属性』のようなものを表します。

１２のサインを、三角形の３つの頂点としての３区分で分けます。

三つ一組のグループが４つ出来ます。『カーディナル（活動的な）』『フィックスド（固定的な）』『ミューテーブル（柔軟的な）』の三種類の態度に分けられます。

１２のサインを、四角形の４つの頂点としての４区分で分けます。

四つ一組のグループが３つ出来ます。『火』『地』『風』『水』の４つの四大元素に分けられます。この四角形の平面は、じつは立体としてはピラミッドの形をしているのです。ピラミッドの頂点としての第５の点があるのです。

この第５の頂点は『生命』を表しているとされています。『火地風水（かちふうすい）』のどれが欠けても、生命のピラミッドは崩れてしまいます。

つまり『中庸（ちゅうよう）』が大切。どの元素が欠けていても、過剰となっていても、よろしくないのです。

あつまった情報を表に整理してみますね。