占い師リノルナの事件簿シリーズ

リノルナの思う世界とは、
選ばなかった可能性を、
いつのまにか切り捨てていく力のこと。

このシリーズは、
「わたしは、どうして、ここまでなんだろう?」
と感じながら、生きているあなたのために書きました。

これは、
天上の歌を知ってしまった人が、
地上で、静かに生き残ろうとする物語です。

そして、
占い師リノルナが、
その世界と一定の距離を保ちながら、
人の選択と向き合っていく日々の記録でもあります。

見えているからといって、踏み込まない。
できるからといって、代わりに決めない。

それでも、ときどき境界は揺れ、
世界はこちらへ近づいてきます。

これは、
占い師としての仕事をとおして、
天上と地上、
それぞれの判断のあいだを歩く物語です。


エピソード一覧

第1章|境界にて。

第2章|拠点防衛。

第3章|雨が降るまで、ランプを点けて。

  • 25話「迷うのって、楽しい」
  • 26話「水を飲みに行く」
  • 27話「オートミールを食べる」
  • 28話「OPEN」
  • 29話「迷宮を作る」
  • 30話「迷子」
  • 31話「コインランドリー」
  • 32話「雨の日」
  • 33話「和菓子屋主人」
  • 34話「待合」
  • 35話「古い客」
  • 36話「ルビウス」
  • 37話「ジャンプする」
  • 38話「山登りをする」

第4章|身体の迷宮。

  • 39話「大理石のテーブル」
  • 40話「物探し」
  • 41話「冷やす」
  • 42話「再訪」
  • 43話「改札」
  • 44話「44cm」

――この先も、記録は続きます。