テレビや雑誌の占いコーナーでも見かける、星占い。
誕生日の日の太陽の位置が、地球から見た時に、どの黄道星座の位置にあったのかで決まっています。これを太陽星座といいます。
この太陽星座を基準として、十二星座別に運勢を案内しているものが多いです。

『私は○○座だよ』と言う時、だいたいそれは太陽星座の事。

太陽星座の占いは、近代になり発達した西洋占星術の技法のひとつです。
本来西洋占星術では、太陽だけでなく、他の惑星や恒星、モダン占星術では小惑星なども使われてます。

太陽星座は、心理学的に占星術を用いる時、その人の意志や思考の方向性を探る一番のキーになり、性格や意思決定の重要な部分を決めている要素。
なので、太陽星座を用いて12星座分に分類すると、的中確率の高い性格占いになるわけです。

けれど、自分の生まれ星座占いの欄を見て、
『私、全然こんな性格じゃない！』とか、『当たってるとろもあるけど、外れの所もけっこうあるよ』と、思っておられる方は沢山おられるはず。

その通り。人間の性質がたった12分類の訳がないのです。

占星術の鑑定は、個人個人の生まれた時間・場所、そして現在いる位置までを割り出し、運勢や基本性格を診断していきます。
ですが、沢山の人に共通して、薄く広く通じるように、太陽星座を使った占いを載せているのです。

ちゃんと勉強をした占星術の先生方が、運勢を鑑定してくださる時、あなたの生まれた時の10の惑星、日の出の位置や南中する場所、それぞれの星がどの星座のどの位置にあり、どんな角度を作っているのか、とても細かく鑑定をしておられるのですよ！

中でも絶対外さずに読む場所が、太陽星座占いでも注目する、生まれた日の『太陽の位置』、そして『月の位置』、生まれた日の『日の出の位置（アセンダント）』の、この三つです。

生まれた時のこの三つはそれぞれ、大まかに『意志』『感情』『体質』を表しています。
その為この三つの位置を読み取る事で、太陽星座だけよりも、より細かいその人の資質が分析できるのです。

さらにここから、金星や火星を重ねその人の趣味や行動をよみ、木星土星を見て受けやすい恩恵や試練を読み解きます。

近年話題によく上がるのが、『月星座』の話。
太陽星座ののように、生まれた日に月がどの星座にあったかを見るものです。
心の動きや、幼少期に経験しやすい事を示す月の位置を読むことで、太陽の位置では見えてこなかった、心の癖や気持ちの変化の仕方を読み解いていくことができるからです。

太陽と月は、意志と気持ち、顕在意識と潜在意識のようにその人の内側両面から表しています。
ですので、太陽の位置と月の位置を合わせて読んでいくことで、より複雑なその人の性格を分析できるのです。
ここにアセンダントという、日の出の位置を組み込むと、体質や人に与えやすい第一印象が表れてきますので、環境や対人関係から身についていく性質が読み解けるので、この3つのポイントを読むことでその人の素の特徴が見えてきます。

先日発行された、チャールズ＆スージ・ハーヴェイ（訳：鏡リュウジ）の『月と太陽でわかる性格辞典』は、納得すると同時に、占星術の勉強を始めてしばらく経つのに、はっとさせられるご本でした。
読みながら、もう一度基本に立ち帰り、太陽と月の読み取り強化をしないとなあと痛感。
ぼちぼちとブログで、太陽と月の性格を勉強がてら書き綴っていこうと思います。

月の星座を知りたい！どうやって調べるの？と思った時は、ご自分の生年月日と出生地、出生時刻を調べて無料のホロスコープ作成サイトさんにGO！です。

地球の衛星である月は、ホロスコープ上でとても早く移動し、一日でおよそ14度ほど動きます。
一つの星座の幅が、360度÷12で30度ですので、二日もあれば次の星座に移動してしまいます。
その為、正確な月星座を知りたい場合、出生時刻は必須となります。
他の占断をするにも出生時刻は必要になりますので、御存知ない方は一度母子手帳を調べてみたり、親御さんに尋ねてみる事をお勧めします。

西洋占星術以外でも出生時間がわかると精度の上がる命占は多いので、知ってくとお得ですよ！

ホロスコープ無料診断サイトご紹介。ご参考にどうぞ。
Astrodienst
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