可愛くして、男をひっかける。そういう遊びは、とても楽しい。あなただって、学生の頃だったら、それもアリでしたかね。
男って控えめに言って、とてもシンプルなメカニズムで動いているので(要するに救いようのないバカなので)、おびき寄せるのはとても簡単なことですよね。
『かわいい女』
『おバカな女』
『守ってあげたくなる女』
こんな感じの女性像に、男性は幻想的に、独占欲を掻き立てられます。
「オレのエスコートがなければ、コイツはなにもできない女だ」
あなたが彼にそう思わせることが出来たなら、もう彼はあなたのもの。あとは煮るなり、焼くなり、お好きなように。。
そういう、ゲームみたいな恋。
いまのあなたには、すこし子どもっぽく感じるかもしれませんね。あなたは、20歳代前半で、いまはもうすっかり社会人なのですから。
でも職場に、そういう女がいるんですよね。いまだに、そんなことやってる女。たとえば、高いところに置かれたモノを取るつもりなのか、明らかに身長足りてないのにつま先だって背伸びして手を伸ばしてみたりして。。
あれって、何のアピール?
ふつうに踏み台なり、脚立なり持ってくればいいだけじゃん!
あーイライラする。ふつう常識で考えて、職場でそんなことするだろうか。こんなふうに、【あざとい女】の行動を目障りに感じたりイライラして、【常識】や【社会規範】などを振りかざして、攻撃的な態度を取るようであれば、あなたは、彼女の【あざとさ】に対して【嫉妬】してしまっているのです。
【あざとさ】はテクニックに過ぎないのですから、【嫉妬】するくらいなら、あなたも学生時代を思い出して、【あざとい女】になればよろしいのです。
あなたがもし、学生時代にテクニックを磨いてこなかったのなら、見よう見まねは怪我のもとなので、ふつうは、やらないほうがよろしい。でも、【うまくいく時期】を見きわめられるならば、【あざとい女】を演じて恋をゲットする方法があるのです。
ぼくが相談を受けたお客様の中で、20歳代前半の女性の方の例をみてみましょう。
この方は、ふだんは会社員で、副業で演劇の舞台装置を作る仕事をしているのですが、困ったことに出会いがない、とのこと。
占いの結果、彼女の職場の、意中の男性のひとりに脈がありそうなことがわかりました。
「出会い、あるじゃないですか。あとはあなたが押せばいいんですよ」
彼女のホロスコープには、いま彼女が活用できるアスペクトとして、【火星】が輝いていました。
【火星】のチカラというのは、自分から動いて吉。つまり肉食系のハントが可能なのです。
【あざとい女】作戦を実行すれば、まず失敗しない時期。
しかし彼女は、オモテに出るのが苦手で、異性を前にするとすぐ赤面してしまう性格。おまけに責任感が強すぎて、手に余る仕事も一人でやりきろうとするようなタイプです。
とても【肉食系】にも【あざとい女】にもなれそうもない。
そこで、ぼくは一計を案じました。
彼女は、ぼくのアドバイスどおり、あるメモを書きました。
そのメモは同僚の女性を経由して、意中の男性の手に渡りました。
メモの内容は、こんな感じ。
『手に余る大道具の仕事を一人で引き受けてしまい困っていること』
『だれにも相談できないけど、あなたには話せそうなこと』
『直接話したいけど、赤面してしまってうまく話せないこと』
『助けてほしいこと』
もちろん、彼は彼女のもとに飛んできたそうですよ。
最近、その彼女が、ぼくのところに来て、そう報告してくれたんです。
まあ、ただ現状を素直に書いて同僚に託しただけなのですが。
【火星】のチカラを用いると、こんな方法でも十分に通用するのですね。
お二人、今度ご結婚されるそうです。
お幸せに!
でも、彼女もほんとうは相当に【あざとい女】だったんじゃないかな、と思いますね。