他人の顔色ばかり伺って自分を後回しにしてしまう。いつも不安でどこか落ち着かないといった悩みを抱える方もいらしゃるのではないでしょうか?

このような生きづらいについて

これらのテーマの根幹には愛の問題があります。

もし愛の答えを出せるなら全ての悩みを軽くする事ができるはずです。

パートナーへの愛の処方箋

他者への愛と一言で言っても他者には色々な存在があります。

根本の愛としての考え方は同じですが他者の種類によっては対応方法何変わって来ます。

最初にパートナーには対する愛について考えていきましょう。

実はパートナーに対する愛の考え方が最もわかりやすいと思います。

なぜならパートナーはもともと赤の他人だからです。赤の他人と結びつく理由が愛なのですから、余計な要素を考えなくて良いのです。他者への愛の基本と言って良いかもしれません。

ケース①

パートナーがいてもついつい浮気がやめられない。もちろん、それがバレて上手くいかなくなった事もたびたびある。自分はパートナーを愛してるつもりなのに、なぜなのでしょうか?

浮気という問題は普遍的的に存在しています。いつになっても尽きる事のない問題です。

又浮気という問題は常に人々の関心を惹きつけます。強く非難され炎上する理由でもありながら、浮気をテーマにした小説や映画、ニュースは人気のコンテンツです。

浮気は倫理的に許されないと思いつつ、多くの人が興味を持ってしまう。そういう性質があります。

なぜこういった状況になっているのかは実はそこにある問題は自己愛だからです。

つまり本当の問題はパートナーや浮気相手にあるのではありません。

浮気をする本人が健全な自己愛を得られてない事が問題なのです。

もし自分をありのままに受け止めているのなら浮気という概念は存在しないのです。

なぜなら浮気をするくらいなら、パートナーを作る必要がないからです。

特定のパートナーがいないなら浮気にはなりません。誰かを傷つける必要もありません。

浮気が発覚して社会的に非難される可能性もありません。わざわざパートナーを作って浮気をするというのはリスクも高く無駄なエネルギーも必要になり実に非合理的な行為です。

それなのに、なぜ非合理的な選択をしてしまうのか?

自分のありのままの気持ちに気づいてないからです。浮気をする人がパートナーに抱いているのは愛ではありません。

愛もどきです。

相手の存在や決まったパートナーがいるという状況に対する執着です。

もし相手が浮気を許してしまったとしたらそしてそれが相手の本意ではなかったとしたら相手とは対等な関係にはなりません。

つまりそこには本当の愛はないということになります。どんな形にせよ、健全な自己愛があれば浮気などする必要がないのです。

つまり浮気をしてしまう人は相手を愛してるつもりであって愛ではないのです。愛もどきなのです。

そこから抜け出すには、まず自己愛不全を解決することです。

どうしても浮気がやめられないのならパートナーと向き合って一旦離れる事が必要でしょう。あるいは、自分がパートナーの事をちゃんと愛していると思ったなら浮気をやめる。

いざ好かれそうになると逃げてしまう

ケース②

片思いだけであれば特に自己愛の問題は含まれていません。むしろ、自分のありのままの気持ちを受け入れているからこそ付き合っているわけでもない相手の事が好きだと認識出来ているわけです

片思いであると自覚しているだけであればむしろ健全な自己愛は保たれています。

しかしいざ好かれそうになると逃げてしまいそうになるのであれば、そこには自己愛不全があります。ケース①でも伝えましたが自己愛不全の人は行動が合理的ではなくなるのが一つの特徴です。

たとえば特定の人以外の他人と関係を持ちたいのであれば特定の人を作らないのが合理的です。

なのに浮気ばかりしてしまう。これは自己愛不全によって自分の言動に矛盾が生じるからなのです。

今回のケースにも矛盾が生じています。片思いをしてる相手から好かれそうになったら、普通は応じます。両思いなのですから。なのに逃げてしまう。この矛盾は自己愛不全から起きています。

つまりこのケースは片思いは本当の愛ではありません。

自分のありのままの気持ちはおそらく相手の事が好きではないのです。

でも好きだと思う事にしている。それはこの片思いの状態が自分にとって心地いいからです。その相手を片思いをするという状況によって自分の満たされない何かを埋めようとしているのです。

一時期、好きだった相手から好意を寄せられると冷めてしまうと言うかえる化現象と言う言葉が話題になりましたが、これもこれで説明がつきます。

この場合は相手の事が好きではなく片思いって言う状況がすぐなのです。

もし相手の事を愛しているのであれば特に両思いにならない方がいい社会

的な理由がなければ応じるはずです。

相手のありのままの気持ちが自分と一緒になりたいという事なのですから。

どうしてその望みを叶えない理由がありますか?

もしかすると、こういう悩みを抱く人は回避性パーソナリティなのかもしれません。回避性パーソナリティとは自己愛性と同じようにある種の傾向を持つパーソナリティの一群です。

日常生活に支障をきたすレベルになると回避性パーソナリティ障害として診断される事もあります。

この回避性パーソナリティ障害にも自己愛不全の問題が隠れています。

それでは

回避性パーソナリティ障害診断基準

回避性パーソナリティ障害を見てみましょう!

回避性パーソナリティ障害を下すには患者に以下が認められる必要がある

社会接触の回避、不全感、並びに批判および拒絶に対する過敏さを示す持続的パターン

このパターンは以下の4つ以上が認められる事によって示される

自分が批判されたり拒絶されたりする事または他人に気に入られない事を恐れるために対人接触を伴う職業関連活動を回避する。

自分が好かれていると確信できないと、人と関わりを持ちたがらない

冷笑や侮辱を恐れるために親密な関係の中でも控えめに振る舞う

社会的な状況で批判されたり拒絶されたりすることへのとらわれがある。

不全感を覚えているために社会的に状況で抑制が起こる

自分は社会的に無能力である。人として長所がない、または他者より劣っていると評価する

恥をかくかもしれないという理由で個人的なリスクを取ったり新しい活動に参加したりする事を躊躇する

離婚が怖くて結婚に踏み切れない

回避性パーソナリティ障害の人は失敗するかもしれない可能性が少しでもあるならそれを避けようとする特徴があります。

このケースでも好かれそうになると本当に好かれている場合でもそれが確実でなければ行動に移せない

だから告白出来ないのでしょう。またもし相手から告白されたとしても恋が成就しない瞬間から、この恋が失敗するかもしれないという可能性から逃げれなくなります。だから片思いままになります。

離婚が怖くて結婚に踏み切れない

回避性パーソナリティの人は失敗をするかもしれないという可能性が少しでもあるならそれを避けようと避けようとする特徴を持っています

このケースでも

いつか離婚するかわからないから、結婚に踏み切れないという人がいますがここにも回避性の問題があるといってもいいでしょう。けつこする人は離婚するかもしれないと思って結婚はしません。

自分のありのままの気持ちが相手と一緒に過ごしたい、結果したいというものだから結婚するのです。だから離婚後なんか考えもしない、その可能性があってもいい。でも結婚したいと思えたら結婚すれば良いだけの話です。

そうならないのは自己愛不全の問題があるのです。

この問題の原因は相手ではありません。自分の気持ちをありのままに受け止められない自分自身にあるのです。受け止められていたら片思いの片思いのままでいたい自分の気持ちが相手への愛ではないとわかるからです。

つまりそれは恐怖や不安が克服出来ないという自分自身の問題です。

以上

ガラシャ鶴城