ごきげんよう、カメリアです。
日本には古くから「五節句」という伝統行事があり、
それぞれの節句には季節の移り変わりを祝い、
邪気を払う意味があります。この五節句は、
1月7日の「人日(じんじつ)の節句」、
3月3日の「上巳(じょうし)の節句」、
5月5日の「端午(たんご)の節句」、
7月7日の「七夕(たなばた)の節句」、そして
9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」の五つから成っています。
それぞれの節句は日本の季節行事や文化に深く
根ざしており、今でも多くの人々に親しまれています。
桃の節句、上巳の節句について
上巳の節句、またの名を
「桃の節句」として知られる3月3日は、特に女の子の
健やかな成長を願う日として広く認識されています。
この日は、雛人形を飾り、桃の花を愛でることで、
厄を払い、幸福を呼び込むとされています。
桃は古くから長寿や不老不死の象徴とされ、
そのエネルギーが厄災を遠ざけると信じられてきました。
雛祭りの起源は古く、平安時代に遡ります。
当時は「流し雛」と呼ばれる儀式が行われ、
紙や草で作った人形を川に流して、
厄を祓う風習がありました。それが次第に発展し、
現在のような豪華な雛人形を飾る形へと変わったようです。
桃の節句の持つ意味
桃の節句は、女の子の健やかな成長を
祈るだけでなく、自分自身を見つめ直し、
内面を整えるための良い機会でもありますよ。
桃の花が持つ美しさや力強さを感じながら、
心を落ち着け、自分自身と向き合う
時間を持つことはとても大切です。特に、
現代の女性は忙しい日々を送っている方が多いので、
このような節目に立ち止まり、自分の内面に
耳を傾けることが必要なのではないでしょうか。
自分を大切にする日
桃の節句にちなんで、自分自身を
大切にすることを意識してみましょう。
普段の生活の中で、自分を労わる時間を取ることは、
心のバランスを保つためにも大切です。例えば、
お花を飾ってみたり、好きな香りを楽しんだり、
自分が心地よいと感じる時間を過ごすことで、
内面からの美しさが引き出されるのです。
桃の節句は、季節の変わり目に自分を見つめ直し、
新たなエネルギーを取り入れるための絶好の機会です。
新しい季節の始まりに向けて、自分自身を整えることで、
より豊かな人生を歩んでいけるのではないでしょうか。
最後に
もし「私も心を整えたい」と感じたなら、ぜひ
『京都ほしよみ堂』にいらしてみてくださいね。
きっと新たな気づきが得られることでしょう。
お待ちしておりますわね。
京都ほしよみ堂
カメリア