女性は、横並びの均一性の中で生きていくことになんとなく慣れているところありますよね。

あなたにも恋愛とか、彼氏とか考えること自体がNGだったりしていた時期ってあると思いますけど。

それは親や学校などのように外部からの要請(ようせい)で【おとなしく】させられてきた、ということかもしれませんね。たぶん、女子中学生くらいの頃までは【無個性な均一性】を美徳として日々を送っていたのではないでしょうか。

ところが、ある時期から急に「結婚はまだか」「子どもは作らないのか」と周囲からガミガミと言われるようになる。20歳代前半ともなりますと「もっと個性を出せ」と、外野からガミガミ言われる率はずいぶん高くなってくるわけです。

子どもの頃に身につけた【横並び】【貞操】などは全否定。まさにダブルスタンダードの局地。ただただふつうに生きていきたいだけなのに、なんだか心が折れそうになってしまいますね。

この【子ども時代の美徳】って、なんの意味があったのでしょうね。そもそも意味があったのかすら、怪しいものではありますけどね。

しかしながら大人になっても、女子中学生のまま、という人けっこういるんですよ。そういう人は周囲に【横並び】【無個性】を強制してきます。

ただし周囲はみんな自立していて個性的。均一性の軸が取れないので、【女子中学生時代の記憶】とでもいいましょうか、まずは自分自身を基準に均一化をはかるということになります。

だけど、それはうまくいかない。「中学生の頃はみんな、こうじゃなかったはず!」と叫んだって誰も聞きませんからね。自然と【常識】【正論】というワードを使うようになります。

人のすることがとにかく気になる人、まわりにいないでしょうか。

均一性の殻を破れなかった人に多いと思うのですが、人のすることをとにかくよく観察しているのですね。そして、自分の振るまいと比べてみて、差異を検出します。その【差異】を【批判の目】でみるのが、特徴です。(つづく)