家族や恋人、友達、同僚などなど、一人で生きているつもりでも私たちの周りにはたくさん他人がいて、日々関わり合いながら生活していますよね。

そして、コミュニケーションをとる中でやはり悩みはどうしても出てきます。

「私は毎日連絡を取り合いたいのに、まめに連絡してくれない。どうすればまめに連絡してくれるようになりますか?」

「いつも私ばかり相手の好きなことにつきあっていて、心から楽しめることが少ない。相手が私にあわせてくれるのはいつになりますか?」

「〇〇さんが私のことを悪く言っている。そのせいで一部の人から避けられたり、アタリが強かったりして、疲れてしまう。いつ〇〇さんは悪く言うのをやめてくれますか?」

意外と皆さん、相手が自分の思うように動いてくれていないことに対する不満を持っていて、自分ではなく相手に変わってほしいと思っていることが多いんですよね。

なきりだって、家族や恋人に「できるならこうしてしてほしいな〜」と思ってしまうことはたまにあります。

でも、相手に変わってもらうことは自分が変わること以上に難易度が高く、自分が望む結果が得られるまでにとても時間がかかってしまいます。

少し前になきりが鑑定した方から「どうして?なんで相手は変わってくれないの?」と聞かれたことがあるのですが、理由を言えば変わってほしい相手にも感情がありそれ相応の理由があってその行動を取っているからです。

変わってほしいと言うのはあくまであなたの主観であり、相手は変わりたい、変わらなければいけないと思っていないことが多いんですよね。

もし直談判で「〇〇することをやめてください!」と相手に伝えたとしても、相手があなたの言葉に納得して「確かに自分は悪いことをしていた。変わらなければ」と自分を変えようと思わない限り、相手は本当の意味で変わることはありません。

たとえ「君の言い分はよくわかりました。変えていくようにするね」と言ってくれたとしても、頭で理解しているだけでは一旦状況がよくなってもしばらくするとまた同じことを繰り返して、あなたが悩むことになってしまいます。

いつ変わるか分からない相手の変化を待つよりも、自分の行動や相手との関わり方を変えた方が自分の望む未来に近づける可能性がグッと高くなるんですよね。