一見すると何気ない言葉でもそれを口にするかどうかで人としての成熟度や信頼感は大きく変わってきます。特に人間力の高い人は、場の空気を悪くしない。相手を見下さない。感情に飲み込まれない。など言葉遊びにおいて繊細な配慮をしているもの。どんなこ言葉を言わないことでその品格や信頼を保って深掘りしてみます。

①それ前にも言ったよね!

これは責めの言葉です。相手にとっては、ただの確認かもしれないのに,

前にも言ったでしよ!とあ言われると恥をかかされた様な気持ちになり関係に溝が生まれます。人間力の高い人は相手の記憶ミスよりも、もう一度ちゃんと伝えられる自分でいようとします。

②私は忙しいから無理

自分の状況を伝えるのは悪くはありません!でも人間力の高い人は断る時にも相手を気遣います。申し訳ないけれど、今は手いっぱいなんです。お力になりたいんですが、今は難しいそうです。など忙しい理由にしつつも相手の心にトゲが立たない言葉を選びましょ!

③それくらい常識的にでしよ

それには無言の見下しがあります。自分は出来るのにあなたはあなたは出来ないと言う上からの目線が含まれている為、関係を一気に冷え込ませてしまうことも。人間力の高い人は常識なんて人によって違うと知っており,違いを責めるのではなく、埋めようとします。

④なんでそんなこともできないの?

これも指摘の様でいて

問い詰めや否定に近い印象を与えます。人間力の高い人は、出来ない理由を探る前に,なにか困ってる事があるのかな?と寄り添う姿勢を大切にします。

⑤言っても無駄だと思うけど。

こう言った言葉の裏には諦めや軽視があります。

言葉の前置きにネガティブな印象を加えるのではなく、もしかしたら伝わるかもしれないという希望を持って話すのが人間力の高さ。自分の言葉に責任を持つ人ほど,どう言えば届くかを工夫します。

⑥みんな言ってたよ

みんなを盾にして自分の意見をぼかしてしまう人がいますが人間力の高い人は自分の言葉で語ります。あいまいな多数の声ではなく私はこう思う。自分の意見に責任を持つ姿勢が信頼される要素です。

⑦私は不器用だから!

これは自虚風の言い訳。確かに不器用さや不得意な事を正確に話すのは、悪いことではありません。でも人間力の高い人は不器用だから努力する。

だからこそ工夫すること。

と未来の自分に希望を残す言い方をします。

人間力の高い人は言葉ひとつひとつに責任と思いやりを込めています。それは自分をよく見せるためではなく相手とより良い関係を築くためにだからこそなにをいうかではなく、なにを言わないかを大切にしています。

以上

ガラシャ鶴城