ヒイラギ

節分が過ぎました。 日本の冬も本番ですが、これからは春に日一日と近づいていきますね。 

日本で節分の植物と言えば、ヒイラギと大豆。 

今はあまり飾っているお宅を拝見する事はありませんが、節分の日に鬼除け魔除けとして、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺した、柊鰯を玄関に飾ってあったりしました。 

柊の葉のトゲトゲが鬼の目を刺し、退けるというおまじない。 

ひいらぐという言葉は、疼ぐと書き、痛むという意味です。葉っぱのトゲトゲが痛い木『ヒイラギ』、というわかりやすいネーミングですね。 

日本で魔除けとして扱われるように、西洋でもヒイラギは堅い守りと雷除けの力があると言われています。 

西洋名はホーリーと呼ばれ、ヤドリギと共にクリスマスの飾りにも使われる聖なる木です。 庭に植える事で悪霊や悪い魔法から守ってくれると信じられていました。 

西洋では葉・実・樹皮にハーブとしての効能があり、下血等に効果があると言われていました。 

日本にあるヒイラギと、西洋のヒイラギはとても良く似ていますが、全く異なる木です。クリスマスリースに使われる西洋ヒイラギはモチノキ科で、ヒイラギモチと呼ばれます。 

一方もともと日本にあった方はモクセイ科。 晩秋に香る金木犀と同じ科の木です。ですので、柊の花は11月頃に咲き、ほんのりいい匂いがします。 

柊の木が年を経ると、葉のとげの数が徐々に減っていきます。 私はまだ巡り合ったことがありませんが、稀に丸い葉のヒイラギがあるそうです。

このまるい葉っぱを9枚集め、枕の下に入れて眠ると予知夢が見られるという伝承も。 

ヒイラギの木はたくさん植えてあるので、探してみるのもいいかもしれません。が、四葉のクローバーより難易度が高い気がします… 

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