マリウス✨です
5月の京都を代表する神事といえば、「葵祭(あおいまつり)」。
千年以上の歴史を持つこの祭は、ただの華やかな行列ではなく、深い霊性と自然への敬意に満ちた“生きた神事”です。
今回はこの葵祭を、スピリチュアルな視点からご紹介します。
■ 葵祭とは?
正式名称は「賀茂祭(かもまつり)」。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)と下鴨神社(賀茂御祖神社)の両方で行われる神事で、平安時代から続いています。
毎年5月15日に行われ、優雅な平安装束に身を包んだ行列が京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと進みます。
この祭が行われる理由は、五穀豊穣と疫病退散を願うため。
現代でいえば、私たちの心身の健やかさや、見えない「氣」の流れを整える儀式でもあるのです。
■ フタバアオイの神聖な意味
葵祭の名の由来にもなっているのが「フタバアオイ(双葉葵)」という植物。
この葉は神聖なものとされ、行列の衣装や馬にも飾られます。
スピリチュアル的には、フタバアオイは“自然との調和”や“心身の浄化”を象徴すると言われています。
また、葉が対になっていることから「良縁」や「調和の守護」とも関連し、恋愛成就や人間関係を整えるサインとも捉えられます。
■ 気が満ちるスポットとエネルギーの流れ
葵祭の行列が通るルートには、神聖なエネルギーが流れていると感じる人も少なくありません。
とくにおすすめなのは以下の場所:
- 下鴨神社・糺の森(ただすのもり)
原生林の中にあるこの神域は、“気の浄化スポット”。朝の時間帯は特に澄んだエネルギーが漂います。 - 上賀茂神社・立砂(たてずな)
境内にある円錐形の砂山は、邪気払いと結界の意味があります。心がモヤモヤするときはここで深呼吸を。
■ 葵祭の時期におすすめの開運アクション
祭のエネルギーにあやかって、日常でもスピリチュアルな調整をしてみましょう。
- 神社参拝で心のバランスを整える
朝の時間帯に、近所の神社で「心の感謝」を伝えるだけでもOK。 - 双葉葵にちなんで「緑の植物」を部屋に
観葉植物やハーブを飾り、空間に“調和の波動”を呼び込みましょう。 - お香やアロマで空間浄化
白檀やフランキンセンスなど、浄化系の香りがおすすめです。
■ おわりに
葵祭は、過去と現在、神と人、自然と文明が交わる“神聖な循環の場”です。
たとえ現地に行けなくても、心を寄せるだけでその流れとつながることができます。
この季節、自分の内なるバランスも整えながら、神聖な京都のエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか?
マリウス