ごきげんよう、京都ほしよみ堂のカメリアです。
日本には、季節の節目を祝う「五節句」
という古くからの伝統行事があります。
五節句とは、人日(1月7日)、上巳(3月3日)、
端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)の
五つの日のことを指します。それぞれの節句には
独自の風習や意味があり、私たちの生活に深く根付いています。
今回は、五節句の中の「端午の節句」についてお話ししましょう。
端午の節句は5月5日に行われ、現在では
「こどもの日」としても知られていますが、もともとは
男の子の健康と成長を願う行事として始まりました。
鯉のぼりや兜の飾りが象徴的で、
家族が一緒に祝うこの日には、
強さや勇気を象徴する意味が込められています。
この節句を迎える時期は、ちょうど
春から夏へと移り変わる季節の境目です。
新しいことに挑戦する機会が多いこの時期、
自分の内なる強さを再確認するには
ぴったりのタイミングかもしれませんね。
鯉が滝を登って龍になるという伝説に
由来する鯉のぼりのように、目標に向かって
力強く進むことを意識してみてはいかがでしょうか。
また、端午の節句には「厄払い」の意味もあります。
昔から邪気を払い、健康を守るために
菖蒲や蓬を家に飾る風習がありました。
菖蒲はその形から「勝負」に通じるとされ、
勝利や成功を象徴する植物として知られています。
菖蒲湯に浸かることで、心身をリフレッシュし、
ネガティブなエネルギーを払うことで、新たな気持ちで
日々を迎える準備を整えることができるでしょう。
例えば、最近仕事やプライベートで
悩んでいることがある方は、この節句をきっかけに
気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか。
菖蒲湯に浸かりながら、心の中に溜まっている
不安や迷いを洗い流し、前向きなエネルギーを
取り入れることで、明日からの一歩がさらに
力強く踏み出せるようになるかもしれませんよ。
端午の節句は、自分自身の内に眠る強さを見つめ直す
時間でもあります。これからの人生でどのように
成長していきたいのか、じっくりと考える良い機会です。
困難に立ち向かう勇気や、逆境を
乗り越える力を見つけることができれば、
どんな未来も恐れることはありません。
菖蒲の香りに包まれながら、自分の中の強さと自信を
再確認し、未来に向かって力強く進んでいきましょうね。
『京都ほしよみ堂』では、あなたの人生の方向性や未来の
可能性を、星々の力を借りてお伝えしています。もし、
「もっと自分を強くしたい」と感じたら、
ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
あなたの人生がさらに輝くためのヒントを、
私たちがご提供いたしますわ。お待ちしております。
京都ほしよみ堂
カメリア