こんにちは、なきりともきです。
先日「職場の上司にいつもキツい言葉をぶつけられてとても傷つくんです。それに腹も立ってしまって言い返して余計に状況を悪化させてしまって…。職場での居場所がないんです」と相談がありました。
ご相談は職場の上司とのことでしたが、他の人間関係でも傷つくことやイラっとする言葉をぶつけられることってたくさんありますよね。
私たちは日常生活の中で、いろんな人とコミュニケーションを取ります。友達や家族、職場の同僚など、さまざまな場面で言葉を交わします。
その中で、時には相手の言葉が心に響くこともあれば、逆にちょっと引っかかることもあります。
そんな時、どう受け止めるかがとても大切なんです。
まず、相手の言葉をそのまま受け止めることは、時にはストレスの原因になることがあります。
例えば、誰かがあなたに対して厳しいことを言ったとしましょう。その言葉を真に受けてしまうと、自分を責めたり、落ち込んだりすることがありますよね。
でも、実はその言葉の背後には、相手の気持ちや状況があることが多いんです。相手が疲れていたり、イライラしていたりする時に発せられた言葉は、必ずしもあなたに向けられたものではないかもしれません。
そこで、少し距離を置いてみることが大切です。
相手の言葉をそのまま受け止めるのではなく、「ああ、今この人はこういう気持ちなんだな」と理解することができれば、自分の心を守ることができます。相手の言葉を受け流すことで、感情的な反応を避けることができ、冷静に対処できるようになります。
また、相手の言葉をまともに受け止めないことは、自分自身を大切にすることにもつながります。
私たちは、自分の価値を他人の言葉で測る必要はありません。
自分の気持ちや考えを大切にし、他人の意見に振り回されないようにすることが、心の健康にとってとても重要です。自分の価値を知っていると、他人の言葉に対しても柔軟に対応できるようになります。
もちろん、相手の言葉が全く無視していいというわけではありません。
時には、相手の意見やアドバイスが役立つこともあります。大切なのは、その言葉をどう受け止めるかということ。自分にとって必要な部分だけを受け入れ、不要な部分はスルーする。これができるようになると、コミュニケーションがもっと楽になりますよ。
最後に、相手の言葉をまともに受け止めないことは、相手との関係をより良くするためにも役立ちます。
相手の言葉に過剰に反応せず、冷静に受け止めることで、より建設的な対話が生まれることがあります。お互いの気持ちを理解し合うためには、時には一歩引いて考えることが大切です。
少し意識するだけで自分にとっても相手にとっても良いことですので、よければ参考にしてみて下さいね。
これからも、心を軽くしてコミュニケーションを楽しんでくださいね!