こんにちは、京都ほしよみ堂のカメリアです。
人生を歩んでいく中で、私たちは
しばしば、色々な選択肢に直面します。
そういった選択肢や可能性の広がりを、
私はよく「絵の具の色」に例えることがあります。
例えば、あなたの手元にたくさんの色の絵の具があれば、
描く景色の表情は豊かに広がります。
空の色、雲の形、海に沈む夕日…。
さまざまな色を自由に使うことで、
無限の表現が可能になるのです。
でも、もし「赤・青・黄の3色しか使えない」
と言われたらどうでしょうか?これは、
小学校の美術の授業で実際に教わったことです。
先生は、「3色の絵の具があれば、配色次第で
ほとんどすべての色を作り出せる」と話していました。
当時の私にはそれが画期的な考え方でした。
限られた選択肢の中でも、
新しい色や表現が生まれることに驚き、
今でもその教えを時々思い出します。
この考え方は、私たちの人生や仕事においても
同じことが言えるかもしれません。
何かに行き詰まりを感じた時、つい
「こうすればこうなるだろう」「ああすればこうなるだろう」と、
過去の経験やパターンに頼ってしまうことがよくあります。
それ自体は悪いことではありません。
経験は私たちにとって大切な財産ですし、
特に困難な状況に陥った時には、
過去の知識や経験が役立つことが多いです。
しかし、同じパターンを繰り返すだけでは、
新しい発想や突破口を
見つけるのが難しくなることもあります。
特に、限られた選択肢しかないと感じている時には、
自分が狭い枠に囚われてしまい、
物事がうまく進まなくなることがあるのです。
これはまるで、3色の絵の具をうまく混ぜられずに、
いつの間にか「だんだん黒くなってしまう」ようなものです。
選択肢が限られた状態では、やがて頭の中が混乱し、
全体が見えなくなってしまうこともあります。
そこで必要なのは、視点を変えるということ。
たとえ3色しか使えないと感じても、混ぜ方や見方を変えるだけで、
思いもよらない色や可能性が生まれることがあるのです。
多くの経験を重ねることで、私たちは
未来の選択肢をより広く見渡せるようになります。
困難な状況に立たされた時、今までとは
違う視点から発想することができれば、
全く新しい解決策が見つかるかもしれません。
過去の自分なら見逃していた可能性も、
今の自分だからこそ気づけるということもあります。
たとえば、これまで自分が正しいと信じてきたやり方が、
実はもう通用しないことに気づく瞬間があるかもしれません。
その時に必要なのは、柔軟に視点を切り替え、
新しいアプローチを試してみる勇気です。
視点を変えるテクニックを身につけることで、
今まで見えなかった可能性が広がり、選択肢が増えるのです。
とは言え、視点を変えることは必ずしも簡単ではありません。
固定観念や習慣にとらわれてしまい、なかなか
新しい考え方を受け入れられないこともあるでしょう。
そのような時には、占いのようなツールが役立ちます。
占いは、私たちが普段意識していない部分に光を当て、
新しい視点や気づきを与えてくれるのです。
自分の星や運命を知ることで、今までとは違った角度から
物事を見つめ直すことができるかもしれません。
人生には、あらゆる色があり、無限の可能性があります。
視点を変え、柔軟な発想を持つことで、
あなたの人生に新しい色が加わり、
豊かな絵を描き出すことができるでしょう。
重い荷物を下ろし、軽やかに生きる時代です。
貴女の人生に、カメリアの花のような美しい花を咲かせましょう。
カメリア