マリウス✨です

雪がちらついたり☃️急に晴れたり。。

気候の気まぐれが激しい二月。。

寒くても、わりとゆっくり館内で過ごせる美術館巡りはおすすめですよ、私は美術大学出身なので、趣味の一つとして博物館、美術館は大好きですが、人気がある方の展覧会は待ち時間がかなりあったりしますね。。

今日は、穴場の美術館をご紹介します、雨や雪が降って、デートや観光に困ったら是非行かれてみてくださいね

①京都府立堂本印象美術館

美術館の流動的な造形をいかし、新設されたアプローチ。美術館前のバス停も新しくデザインされた。

京都出身の日本画家・堂本印象が、自身でデザインし、1966(昭和41)年に設立。仏画から聖マリアまで、印象による作品をはじめ、同時代や関連作家のアートが堪能できる。

至るところに作家の作品が。こちらは堂本印象デザインの金工作品『奏でる女』。
ステンドグラスや案内板など、そこかしこに堂本印象の手が加えられた贅沢な空間。1966年という時代に美術と建築がこれほど融合した空間を作ったことに驚きです

美術館の脇には自由に回遊できる庭があり、屋外展示を行うこともある。ベンチも堂本印象のデザイン。

〈京都府立堂本印象美術館〉
■京都府京都市北区平野上柳町26-3
■075-463-0007 
■9:30~17:00(16:30最終入館) 
■510円 
■月休(祝の場合は翌休)

②京都府立陶板名画の庭

レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』やモネの『睡蓮・朝』など言わずと知れた名画を再現した陶板画を、野外で鑑賞できる施設。屋根がない美術館というのが最大のポイント。

空の青さや風の流れを、全身で感じることができる。ルノワール『テラスにて』を再現した陶板画など、実際に見るのが難しい名画8点を近くで鑑賞できる。鉄筋コンクリート造の建物の設計は、世界的に活躍する建築家・安藤忠雄が手がけた。歩道以外は水面で覆われている。「奥まで歩くと、小さな滝がいくつも流れていて、水音が心地いい」

「美術館をたくさん設計している安藤忠雄ですが、ほぼ外部空間というところが珍しい。美術館建築では難しい、立体的、ダイナミック、光や水をたくみに取り入れるという要素を、軽々とクリアした、開放的な空間です」

〈京都府立 陶板名画の庭〉
■京都府京都市左京区下鴨半木町
■075-724-2188
■9:00~17:00(16:30最終入園) 
■100円 
■無休 

③福田美術館

嵐山に美術館ができたと聞いて行ってみると、渡月橋下を流れる大堰川沿いの一等地にあった。ガラスの壁からは有名な風景を眺めることができ、嵐山にまだこんな場所があったのかと誰もが驚くほど。オーナーは京都に生まれ育ち、京都で起業した福田吉孝氏。「京都に恩返しがしたい」という思いから美術館設立を決意したという。約1500点にも及ぶコレクションは「美術に詳しくない人が見ても、感動を与えられるような」作品をコンセプじゃくトに年かけて集められた。

伊藤若冲、竹内栖鳳ら京都画壇を中心に、有名作家の傑作がそろっている。なかには隠れた逸品もあり、公開される日を待ちわびているようだ。こうした大切な作品を守る意味を込めて、展示室は「蔵」をイメージしてデザインされた。来館者は「通路=縁側」を通りながらつの展示室を回遊し、最後にカフェに辿り着き、鑑賞の余韻を味わう。入り口から出口まで作品と自然に囲まれて、浄化されるような心地よい時間を過ごせるだろう。

琳派や横山大観、竹久夢二らの作品を、至近距離で鑑賞できるのがこの美術館の特徴。展示室のガラスケースは、世界最高峰の技術で透明度が高く仕上がっており、さらに作品との距離を約30cmまで縮められるよう設計されている。

〈福田美術館〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
■075-863-0606
■10:00〜17:00(最終入館16:30)火休(祝の場合は翌休)、展示替えに伴う休館あり

④京セラ美術館

公立美術館として日本で2番目に建てられた〈京都市美術館〉が、約2年にわたる大改修を経て2020年5月にリニューアル。帝冠様式と呼ばれる和洋折衷の堂々とした本館はそままに、ガラス・リボンの名前を持つファサードやモダンな新館が加わり、新たな美術館として再始動した。設計は、のちに館長に就任した建築家・青木淳と西澤徹夫が担当。外観をはじめ、大理石の床やモザイクタイルなど受け継がれてきた意匠はそのままに、軽やかなエントランスを新たな顔として加えるなど、八十余年の歴史を持つ美術館に新たな層を重ねることを意識したという。

中央ホールから見える日本庭園の緑、展示室へと姿を変えた南中庭など、館内のあちこちで出合う新たに重ねられた意匠を見るのも喜びのひとつ。もちろん展覧会もスペシャル感のあるものが続く。江戸後期から現代まで、250年にわたり京都の美術を彩った作品を集めた「京都の美術250年の夢」。現代アートのための新館・東山キューブではこけら落としの「杉本博司瑠璃の浄土」が開かれ、日本庭園には作品のひとつ「硝子の茶室聞鳥庵」も設置されている。新設されたコレクションルームでは、約3700点のコレクションから、季節ごとに選りすぐりの名品を鑑賞することが可能に。空間にも作品にも、交差する歴史と未来を感じるアートシーン。京都に魅力を加える場所が誕生したのだ。

〈京都市京セラ美術館〉
■京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
■075-771-4334
■10:00〜18:00

いかがでしたか?まだまだご紹介したい美術館がありますので、第二弾もブログでご紹介したいです✨

実は昨日京セラ美術館にいきました、並ぶの覚悟てしたが、雪☃️がかなり降っていてわりと空いてて、ラッキーでしたよ

皆様も是非穴場美術館にお出かけになり、目👀の保養、好学の知識を増やしてみては?

マリウス