タロットは本当にたくさんのデッキが出ていて、魅力的なものが多いですね!
コレクターならずも、思わず買ってしまった経験をお持ちの方は多いはず。
私も類に漏れず、使わないのに買っちゃったデッキが結構あります(;´∀`)
今年に入りまして、タロット好き仲間から、「ウエイトの丸形デッキ出たで!」という情報をもらいました。
前から円形のタロットを使ってみたかったのですが、マザーピースやサークルオブライフの丸形はあったのですが、ネイディブアメリカンよりの印象が強いカードだったり、私の知識の範疇から大きく外れていたり、レクチャーをお願いできる方がいなかったりで、手を出せなかったんです。
円形で、視覚的に正逆をより細かくみてみたい。
だけど既存のデッキではお勉強がおいつかない。
と、なっていたところに、ウェイト版の丸形か出たということで、喜び勇んでお買い上げです!
発売当初、品薄になり価格が吊り上がっていたのが、今は通常価格のものが出ておりますので、激高の転売カードにはお手を出されませんようご注意を!
私が使っているのは
『Tarot Original 1909 Circular Edition』
タロットオリジナル1909 サーキュラーエディション という名称でロスカラベオ社から発売されているものです。
名前の通り、1909年に発売されたオリジナルライダー版の色調を意識して、丸形になった部分の余白絵柄を、丸形編集者たちが意図的に書き足してあるのも面白い特徴です。
英語のカード説明を読み解いていけば、きっとこの絵の解釈も書かれているのではと思いつつ、まだそこまで読み進められておりません。英語だめだー!(半泣)
先日、あさちゃんねるカード部様の自由研究投稿にも紹介させていただいたので、その画像を、こちらでも貼り付けさせて頂きます。
デッキについていた解説書と、自分が使ってみた実感をあわせて、画像下の図にざっくりとまとめました。
もうちょっと細かく分けて、こちらに書き込んでいきます。
①正逆の見立て
図のように、円を時計のように見立て、3時~9時のラインで正逆を取ります。
このラインより、カードに書かれた絵の真上にあたる部分(数字が描かれていたりします)が下に向いているなら、逆。上に向いているなら正と解釈します。
解説書に言及されていませんが、このライン上に絵の真上が来る事が結構あります。
この場合、私は「正逆・吉凶定まらず」ととっています。
ぴたりと真横に向いていると、カードの地平線から上を向こうとしているのか、下を向こうとしているのか、そのカード単体では判断しかねます。
そこで解釈に迷った時、サーキュラーの盤面を、全て既存の長崩形カードのように正逆をそろえ解釈をしてみました。
結果、『正位置の内容、且つ、事態は流動的だ』と解釈すると、しっくりくる事が多かったのです。
おそらく、真横を向いている時、このカードは正位置と解釈しても良いのだと思います。
しかし個人的には、内容の流動性を示して知るのではないかと考えてえいます。
皆様のご意見、使用しての感想などがありましたら、情報を集めていきたいところです!
②左右の傾きについて
解説書では、12時~6時の縦のラインで左右に分け、右、とりわけ右上を【未来に導くエネルギー】左、とりわけ左上を【過去へ向かうエネルギー】と説明しています。
更に右下を【これから起こる試練に注意する事】とし、挑戦と解決を促して、左下は”シャドウセルフの問題を探る”と書いています。
シャドウセルフはユングが提唱した、無意識へ追いやった否定的な自己や自我の事。
この左下の領域をカードが指している時は、特に無意識や深層心理に潜む問題をさしていると思われます。
大きく見ると、カードの上半分は質問者が意識できる事、下半分は状況の把握が難しかったり無意識の領域にかかわる事。左が過去を、右が未来を示しています。
スプレッドとしてカードを展開するとき、逆位置カードがその向きへ重力を発生させ、周囲のカードがその重力を受けて歪む様を想像してください
というような事が本文に書かれています。
申し訳ない事に、私の英語力では正確な日本語訳ができませんが、なんとなく、ニュアンスは伝わりますでしょうか?
カードがそれぞれに重力を帯びていて、まるで星のように、お互いがお互いの重力に影響を与えている…
それが更に傾きの加減で、より影響を与え合うカードを示している。
通常のカードで、このような感覚を捉えるには、沢山のリーディング経験が必要になります。
長方形のカードでは視覚的に180度分の絵の違いです。そこから周りのカード・問題の内容・インスピレーションから細かく推察と想像を働かせないといけません。
カードが円形になることで、カードの指す方向が360度に増え、もう少しだけ細かく分かりやすく、カード自体がヒントをくれている感じがします。
今回はカードの正逆についてのまとめでした!
ここまでで結構長くなってしまいましたので、一度区切らせて頂きます。
次回は複数枚で展開した時の解釈について書いていこうと思います~(^▽^)
次の記事も読んでいただけましたら幸いです☆