エレメントで考える月星座も、今回の水のエレメントで一区切りです。

水エレメントの星座…蟹座・蠍座・魚座

余談なのですが、蠍って水辺の生き物じゃないよね???と、占星術を学び始めた時からずっと思っている人間です。砂漠とかジャングルとかにいる、陸上の生き物なはず。水棲の蠍がどこかにいるのか?

古生代の蠍は水中にいたのではなかという説もあるそうですが、『説』の域のようですし、12サインの蠍に水のイメージを持たせたのは何か不思議な気がします。

ザリガニと間違えたはやめてほしいなあ・・・

【水のエレメントグループのイメージ】

さて、本題に戻りまして。星座占いの水の星座に関するイメージを挙げてみたいと思います。

直感が冴えていそう。感情が豊かなイメージ。女性のようなしなやかさがあるような…。心の内側の世界が広そう。共感力が高そう。

こんな感じでしょうか。

火エレメントの感情とはまた違う方向で、水エレメントにも感情や直感・情緒や想像力のイメージを持ちます。火が投げかける方なら、水はキャッチするのが上手そう。そんな印象を受けます。

四つのエレメントで、水は感情を象徴します。感情の変化は多様で、自分のものではない、横の人の気分に同調したりできます。このような心の動きを、まるで水の様だと昔の人達も思ったのでしょうね。

何もかも溶かし込み同一化させていくこと、流動的で形が定まらないもの。水の性質はこの辺りにあります。

感情の分野を受け持つ水エレメントの星座に、先に挙げたような感情や直感をイメージするものが多いのはなるほど納得です。

太陽が水星座にあれば、愛情や情緒を大事にしたい・心の繋がりや絆をどう作っていくか・想像力を活かせることがやってみたい…というような希望や意志を持ちやすいという事。

では月が水星座にあるという事はどういう事になるのか。

揺れて変化しやすい心や気分をもっていたり、周りにいる人達の雰囲気に感情レベルで察知できるセンサーが強く働く性質があるという事。相容れないはずの二つの要素を一つにしてしまうような考え方・想像ができる柔軟さを持っている。

という事ではないでしょうか。

素敵な創造の世界を作ったり、直感で相手の気持ちをズバリと当ててしまう人が多いように言われるのも月水エレメントの方。その分、水の要素が強いと、自分の気持ちに振り回されたり、どこかフワフワとした地に足のつかない考え方になりやすかったりするようです。自身が曖昧になるぶん、ちょっと依存傾向が強い等と言われることもあります。

他のエレメントでも書いていますが、月が水星座にあっても「私、超現実主義なんで!」「ファンタジーより、ドキュメンタリーものの方が好きよ」「人の影響なんて全然気にしないわ!」という方も沢山。しっかり者の魚座の友達にはとても助けれています。ほんといつもあいがとう(;^_^A

情緒や感情、想像力やその人の気持ちのウェットさは育ちながら整っていくもの。好みになるものや大事だと思うものは、水エレだからこそもっと自由でなんでもいいはず。

けれどもし、生活への物足りなさや、自分の愛情の枯渇を感じるなら、月にあるあなたの星座のイメージで、ハートに水をあげてみればいいのかもしれません。

あなたの価値観や気持ちを、ただ素直に受け入れてくれる人たちと話をしてみたり、たまに周りの人達の空気に合わせて、楽しい空気にどっぷり浸かってみるのも気晴らしになるはず。同じものを「おいしいね!」と言って誰かと共有する。楽しいことを一緒に「楽しいね!」と言える人ができれば、きっと充実感が変わってくるのではないでしょうか。

『現実はこうだ!・常識はこうだ!』という考え方の縛りを、少しだけ横において物事を眺めてみれば、あなただけの不思議な空想が元気に膨らんで、いつもと違う世界が見えてくるかもしれません。

月のサインはきっと、愛情と想像の在処を教えてくれるしるしになるんでしょうね。

さて、この月とエレメントのお話は今回で一度締めといたします。

タロットのお話も書きたい!!

じゃあ、太陽が火エレで月が水エレだったらどんな感じなの?など考えれば沢山疑問がでてきますので、それも追々ブログで考えていこうと思います。

次はそうですね…太陽も月も火エレだぜ!というボーボー燃えてる感じの組み合わせからいきましょうか(o^―^o)

よろしければ次回もぜひお付き合いくださいませ!

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