学生時代には気がつかなかったけど。【女性】という生き方。
「すこし変わっているな」と思っている女の人、けっこういるみたいですね。20歳代前半のあなたも、その一人かもしれませんね。
社会人として日々を送っていると気がつくわけです。この社会がどれだけ【男性優位】に出来上がっていることか。制度とか、社会通念とか。いろいろね。
これはまったくあなたは悪くない。すこしも、1ミリも悪くない。男どもが、立場を失いたくなくて、女性に対して【意地悪】をしているだけ。本当に、ただそれだけのこと。
実際には女性のほうが社会に適応できているし、能力や才能の総量は、男性よりも多いという人もいるくらい。でも。そんな【女性たち】が集まるとなぜかお互いに対して【意地悪】をしてしまう。
心理学的には、社会集団において【下位に置かれた集団】内では、お互いを卑下しあうと言われています。相手を蹴落として、すこしでも【上位】に食い込みたい。幸せそうにしているヤツを自分の位置まで【引きずり下ろしたい】わけです。
【金持ち喧嘩せず】とは、よく言ったものですが、余裕がないと、人はなかなか前向きにはなれないもの。女性たちは【男ども】という【手駒】【切り札】を手に入れて男どもを使って、道を切り開いていくというゲームを強制されている。ので、【男に媚びる】【男の目が気になる】というような、なんかヘンな行動様式を身に付けることになってしまうのです。
究極の合理性、と言えなくもないですけど。
【女子会】って男の目を気にせず、おもいっきり女子を楽しもう!というコンセプトですよね。あこがれの【女子校】みたいな。
【女子校】って、なんか女性同士で【媚(こび)あう】みたいな。【禁断の愛の花園】みたいなイメージありますかね。
【女子校(の出身者)】ってじつは、良くも悪くも『なんかヘンな行動様式』を身に付けられなかった人たちの集まりで。どちらかというと、【サバサバした女】や【不思議な行動をする女】という印象、ありますね。
【女子会】って『なんかヘンな行動様式』を身に付けた人しかいない印象。それも相当な熟練者たち。
方向性が真逆ですよね。それに、女子会を好まない女の人もけっこういるみたい。でも【付き合い】で仕方なく、みたいな。
ぼくの相談者のなかにも、そういう方いますよ。
その方は、20歳代の前半の女性で京都で、販売の仕事をしています。
その方、お昼の休憩時間になると先輩とランチに行ってトイレもいっしょに行くのですが、ランチ中やトイレの洗面台で延々と先輩の【愚痴(ぐち)】や【自慢話】を聞かされるのが苦痛だそうで。
でも、いっしょにランチやトイレに行かないと、無視されたりいじめられたりするかも。
ぼくは、その方に【しし座】のチカラを使うトレーニングを伝授しました。【しし座】のチカラには【勘違い力】というものがありまして。
「ああ。この世のすべてがわたしを祝福している」
「わたしはみんなに愛されて生かされて幸せ」
という感じで、【自分中心】の【極上のキラキラ感】を妄想するのです。
「今日のランチ、なんて美味しいのかしら」
「日差しがとても気持ちいいですわ」
「この洗面台のなんと綺麗なことでしょう!」
「どこかで小鳥が可愛い声で鳴いているわね」
「そういえば先輩も小鳥みたい。一生懸命可愛らしく何か語りかけてくるわ。何て言っているかわたしにも分かればいいのに。」
こういう感じで、主人公ぽく。すこし高貴な感じで。
あなたの人生において、
主人公は、あなた。
それは、あたりまえのことですよね。
このテクニック。
もちろん、つまらない女子会の席でも使えますよ。