数字の『7』。
ある地点と、
別のある地点とを隔てる空間を、
7つに分けることができる、
というふうに西洋では考えられてきました。
それは目に見えないものでも
同じこと。
たとえば、音楽。
ひとつのオクターブは
7つの音で構成されている。
ユダヤ教、キリスト教、
イスラム教でいう
天国は、第7天まである。
一週間も7日。
7日目の日曜日は安息日で、
働いてはいけない日。
厳格なユダヤ教によると、
電気のスイッチを押したり、
冷蔵庫のドアを開けるのさえ、
禁止なのだとか。
人間に備わっているチャクラの数や、
仏教における天も、
数えかたによっては7つ。
大事なことは、
空間を7等分したうちの
一つひとつの内部もまた、
7等分されている
という仕組みであること。
7は自らを内包して無限に続き、
どこにも到達しない。
見つめていると、
落差のある滝に飲み込まれて
そのまま奈落に落ちていくようなイメージがあります。
ルノルマンカードで言えば、
『7』へび
『17』こうのとり
『27』手紙
が該当しますね。
ひとつずつ、みていきましょう。
『7』へび
聖書に登場するへび。
アダムに知恵の実を食べるように、
そそのかしたとか。
神との間にある大きな断絶。
途方もない落差。
へびは求めても、
たどり着くことの決してない旅路のなかで、
『嫉妬』を感じ、圧倒的な差を感じ、
『あこがれ』と『あきらめ』が半々の
複雑な感覚をおぼえる。
このようなイメージがあります。
『へび』のキーワード…
嫉妬や妬みの感情
信用を裏切られる
ライバルの出現
『17』こうのとり
若い夫婦に赤ちゃんを運んでくる
という話、有名ですね。
妊娠・出産という意味もありますが、
子どもが生まれると、
自分の時間が取れなくなり、
子育てにかかりきりになる。
この『成長』のほうに
イメージの重点を置きましょう。
良いほうに『変化する』。
立ち止まらない限り『上手くいく』
というイメージです。
立ち止まったら、即アウトです!
『こうのとり』のキーワード…
引っ越し 移動 変化
転勤 異動
妊娠や出産
『27』てがみ
ある手順に従えば、
ある地点から
べつのある地点に到達できる
方法が手に入る。
手紙を書いて、
切手を貼った便箋に入れ、
封をして、
郵便ポストに投函するようなことですね。
まあ簡単なことではない。
そこには、それなりの『努力』が必要なわけです。
『契約書』『免許証』など。
努力して『抜け道』を探す
というイメージもあります。
『てがみ』のキーワード…
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