(前回▶「SONA」ができるまで⑥)
こんにちは、SONAです。
久々のSONAの7話目は、コンプレックスにまつわるお話です。
SONAには、学歴コンプレックスがありました。
良いお給料を出してくれる日本のホワイト企業は、学歴のある人材が好き。
選考落ち、スタートラインにすら立てない…
進学しなかったことが、社会人になってからこんなにも”足カセ”になるのかと何度も悔やみました。
それを払拭するべく一時期は資格を取ろうと思い立って、仕事が終わったらカフェで数時間勉強してから帰る日々を続け、
努力の甲斐あって、資格はいくつか手に入れました。
でも結局のところ、学歴と資格は別物。
資格を取っても、学歴に対する劣等感を拭うことはできませんでした。
仕方がないので、学歴は諦めることにしました。
「諦める」って、元々は心理を明らかに見るっていう仏教用語らしいです。
物事って、”やりきる” か ”諦める” かの2択。
ブラック企業に引っかかっても、
要らぬお金や時間をかけてまで進学したくなかったSONAの場合、
俯瞰して事実を受け入れる方を選びました。
進学しなかったことは、SONAにとって人生の大きな選択ミスだったはずなのですが、
多分学歴があってエリート路線なんか乗った日には、ずいぶんと鼻持ちならない高飛車な女になってた絵ずらが浮かぶので、結局のところ、あんまり学歴がなくて良かった気がしています。
アホで頭ぶちまくって失敗を繰り返したから、今のSONAがあるんです。
エリートだったら、こんなブログも書いてませんでした。
苦労って、ホンマに人をこんなにも変えてくれる優秀な研磨剤ですね。
また不思議なことに、
最近は、SONAよりも学歴も高くて、明らかに恵まれてるのに
めちゃめちゃ不幸オーラ全開の人が巷にあふれていてびっくりします。
条件や持っているものが
良くても、悪くても、満足度と比例する訳ではない。
だとしたら、
コンプレックスって一体何なんでしょう?
それは、貴方自身を嫌い、それに自ら縛られているだけの状態なのかもしれません。
好きになれなくても、適切に捉え、在ることを受け入れられれば
さほど苦しまなくて済むものである気がします。
在る(または無い)、
ではその状態を理解・把握した上でどうしていこうか?
SONAの一意見ではありますが、これが第一歩かなと思います。
(▶次回「SONA」ができるまで⑧)
番外編
▶「SONA」という劇薬 その効能と副作用について(追記版)
▶あなたが「あなた」であるために(1)
▶SONA流 未来を迎えるためにできること