ごきげんよう、京都ほしよみ堂のカメリアです。
「今の仕事は自分に向いていない気がする…」
「自分にぴったりの仕事って何だろう?」と、
悩みを抱えてご相談にいらっしゃる方が多いです。
仕事に対する悩みは誰しもが抱えるものですが、
生まれ持った資質や性格から適職を絞り込めますし、
自分自身の得意分野や苦手なこと、絶対に避けたいことを
見極めることで、自分に合った職業を見つける手がかりになります。
例えば、周囲から「すごいね!」と褒められたり、
「これ、お願いしてもいい?」と頼られたりした経験があるなら、
その分野で自分の能力を発揮できるかもしれません。
適職というのは、自分が自然と取り組むことができ、
努力と感じることなく生計を立てられる仕事のことを指します。
これに対して天職とは、必ずしも「やりたいこと」
とは限らず、本人の意思とは関係なく、その道に導かれたり、
親の仕事を引き継いだりすることもあります。
「No!」と断っても、なぜか引き戻されてしまったり、
親とは違う道を歩もうと思っていたのに、
結局は同じ道を選んでしまうこともあるでしょう。
私自身の話になりますが、母は体が弱く、自分は
結婚しないだろうと考え、専門学校で洋裁を学びました。
しかし、結婚することになり、実際には働く機会は
少なかったものの、先生たちの服を仕立てるなどして、
自宅で小さな仕事をしていました。私も子どもの頃から
「こんな服が欲しい!」と母にリクエストし、
お出かけ着はいつも母に作ってもらっていました。
子供の頃の私の夢は〝ファッションデザイナー〟に
なることでしたが、実際にはミシンや手芸が得意ではなく、
モノづくりには向いていないのではないかと思っていました。
それでも、母が高校生の時に購入してくれたミシンで、
手提げかばんを作ったり、洋服を改造したりするうちに、
我流で洋服を作るようになりました。専門学校でも学びましたが、
手仕事が得意なわけではなく、仕事にするつもりもありませんでした。
しかし、アンティークの足踏みミシンを見つけてしまい、
インテリアとして購入し、気がつけばミシンを増やしていたのです。
母が他界し、私の環境も変化する中で、
ミシンを手放しては購入し、また手放しては購入し…
という繰り返しをしています。占い師になった現在でも
知り合いのブティックで時々ミシンと向き合っているのです。
ミシンが人生から離れないのは、30年近く
アパレルに携わってきたことと無関係ではないでしょう。
でも、作ることが特別好きというわけではないのです。
周囲からは「それが天職というのよ」と言われますし、
叔母からも「母と同じことをしているね」とも言われます。
無自覚ですが、親や祖先から影響を受けているのですね。
母は占いが好きで、家には占いの本がたくさんありました。
私が占い師になっても誰も驚かなかったのも、そのためでしょう。
あなたも、天職や適職を探す参考にしてみてくださいね。
もちろん、私がご相談に乗りますので、
ぜひ『京都ほしよみ堂』にお越しください。
あなたにぴったりの道を一緒に探しましょう。
京都ほしよみ堂
カメリア