▶前編を読む
さて、今日は「本当の自分の望みがわからない。」の後編を書いていきます。
前編では、彼女の”本音”が「ストライキ」を起こしているというところまでお話ししました。
この事実を知って、あなたはどのように感じましたか?
多少なりとも思い当たるは節はありますか?
それとも他人事でしょうか?
自分の意見に耳を傾けようとしない相手に対して、
気を許せないし、できることなら自分がどう思っているか
なんて手の内を見せるようなことはしたくない(相談したくない)と考えるのは必然です。
このように彼女の”本音”は
不信感から疑心暗鬼になっていますので、
対処法としては、話し合える状態になるまで「説得」するしかありません。
「説得」とは…?となるかもしれませんが、何も難しいことはありません。
自分に「話しかける」だけです。
日常の小さな選択から始めてみていただくだけで
繰り返していくうちに変わっていきます。
これは一見遠回りなようですが、シンプルで確実な直線コースです。
変化のプロセスとしては、
耳を傾ける → 小声(つぶやき)が聞こえ始める → はっきりと声が聞こえる…
というような具合です。
「本音との信頼関係」を
蔑(ないがし)ろにしてしまっていた分だけ時間が必要になります。
それでも、根気強くこのプロセスを経ていくことで
彼女は”本音”に対する「信頼」を取り戻すことができるのです。
もしあなたが今
彼女のような状況に置かれているようでしたら、
あなたの「本音」との信頼関係を取り戻すことを
強くおすすめしたいと思います。
あなたと最期の瞬間を迎えるのは誰ですか?
言いなりになってきた周りの人ですか?
それは紛れもなく、あなた自身であるはずです。
他人の意見も参考にすることも時には大事ですが、
あなたの人生をしっかり生きるためにも、一生連れ添うあなた自身の意見も大事にしてください。
幸せな生き方ができますよう、心から願っています。