来年は壬寅という年回りになります。通常は一般的に干支(えと)と呼ばれている子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥という十ニ支から構築されています。(上に乗っている天干である十干は生まれ日から見て非常に重要かつ個人個人により命運が大きく異なるため、また今度お話しをします)

干支は四柱推命では正確には大地にしっかりと根を生やしていることから地支と呼びます。十二支なので12年で一周することになります。陰陽の流れで言うと、申〜丑までの6年間を陰、寅〜未までの6年間を陽と見立てています。2021年は辛丑であり陰に属しています。陰の流れでは水が強く応じるため、ウィルスが広がりやすく、気が冷える環境にあります。陰の気は今までの流れを守るという感じの運気であり、新たな息吹の芽吹く流れにはなりにくいです。

2022年の寅から2027年未までは陽の流れであり、来年はそのスタート地点です。丁度、節目の時期であり転換期と言えます。陽は新しい風を吹き込み、良くも悪くも流れを変える傾向にあります。経済や社会情勢も変動の時期に来ており、長引くコロナ禍も脱却の好機と読み取ることが出来ます。

経済が少しでも右肩上がりになり、マスクの要らない穏やかな日が1日も早く戻って来る様に祈っています。