易経は約六千年前の帝王伏義が易経の基本となる八つの象形をかたどったことに遡ります。それから三千年後に周の文王が八象に八象を重ね64卦に大成させ、その卦象に辞をかけました。
そして、文王の子の周王は六つの爻(こう)を作り、孔子は五百年後に今に伝わる易経を作りました。

簡単にご説明させて頂きますと、この世で、また自然界に起こっている複雑な運命の流れと仕組み、その森羅万象を64パターンからなる形により、物事の本質と道理を説いています。

筮竹という50本の竹で作られた棒を使い、その内一本を筮筒に立てアンテナの様な役目をするための太極とします。
自然界と交信するための受信器の様なものです。
そして宇宙神である易神にお尋ね申し上げて、その結果として算木が変化して行きます。上の卦3本と下の卦3本の組み合わせで診ていくのです。
また6本ある算木は初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻の六つからなり、動いた算木を動爻と呼びます。
動いた動爻により意味が異なります。


先述しました64パターン×6爻=384の運命が出てくるという訳です。
非常に奥が深く、深淵なるものであり、それゆえに幾つもの解決法が組み込まれていると言えるものとなります。

ですので、一度筮竹をお試し頂き、今後の人生のお役に立てて頂きたく思います。