
過去に辛くて大変な時期があったのに、障害線がないのは何故?(手相占い)京都占い
京都占い 占い師の稲垣朱乃です。
手相の線は現れたり、薄くなったり、主要な線以外は、消える事もあります。
それは、自分の考え方や行動がそのまま手相の変化として現れるからです。
手相占いをしていると、その変化にいつも驚きます。
とても明るく、生き生きとした笑顔が印象的な女性の方です。
「過去には、親との同居、本当に身勝手なパートナーとの離婚。本当にしんどかった。もう、無茶苦茶な人生やった。」
「苦労をして子育てを終えて、やっと自由な人生を手に入れました。」
四柱推命でみると、それは大変でしたねなんて、本当は簡単には言えませんが、
「良く頑張って来られましたね。偉いですね。」と
思わず言ってしまうぐらい星が偏っていました。
手相をみせていただくと、
「まず、ビックリしました。
とても綺麗な「生命線」で、「障害線」(生命線を横に切るように出ている線を障害線と言う)が薄くて、そんなに大変な事あったかな?と言う感じですね。」
と言うと、
「もう、大変すぎて、全部終わったから忘れました。
大変やったぁとは思うけれど、そんなにネガティブな感じはないです。
それより、これからの人生をどんな風に生きて行こうか。
毎日、ポジティブに考えてます。
その当時は、手を見るとおばあさんみたいなシワシワの手でした。」と笑顔でした。
「あっぱれですね。尊敬します。」
本当に、辛い時期をやり切って来られた笑顔がまぶしくて、印象的でした。
私の手には、ハッキリと長い障害線が、何本かあります。
それを今みると、
「今だに、あの時はしんどかった。」
と言う思いになります。
今も、その感情に囚われているのだ思い知らされました。
「過去は過去、今は今。」
どこか割り切れていない部分があるままだなと。
手相は簡単に見ると、縦に走る線は、良い線。
横に走る線は、悪い線とみます。
意識をかえることで、ネガティブな横の線を薄くする事ができると確信しています。
心の余裕があるほど、酷い状況を回避したり、軽くする事ができると思いますし、また、素直に助けを求める事もできるでしょう。
今一度、過去と向き合いより一層、人生を楽しみたいと思います。
良い時ばかりではないですが、誰にも明るい未来はあります。
そう信じて占いをしています。