SONAです。
今夜は「ことば」について書いていこうと思います。
「ことば」って自分以外の誰かに何かを伝えるために使うための「便利な道具」なんですが、誰もが皆、使い方やちょっとしたニュアンスの違いにつまずき、悩んでいます。
また、日本語や英語など国や地域といった”言語”の違いだけでなく、同じ言語を扱っているにも関わらずこのような現象がいつもどこかしらで起きています。
一体、なぜなのでしょうか?
「ことば」のコミュニケーションが上手くいかないのは、
不適切な使い方だけが理由ではありません。
”ことばを発する側” または ”ことばを受け止める側”の歪みもあるでしょう。
その他に、体裁を保つために並べたてられた「抜け殻」が巷で量産され、流通しています。
SONAは、ことばの「抜け殻」について不思議な体験をしました。
これからお話することは、見えない世界の存在に気づく前の自分を見失い拗らせていた時期のことです。
その時に何を話したのかは忘れたのですが、見えない世界にやや抵抗のない人種が集うあるお茶会で、”最もらしい取り繕った発言”をしたんです。
私はずっと調子を変えることなく同じ声の大きさで話していたんですが、他のことを話している時はみんなに聞こえるのに、取り繕った話の部分だけその場にいる誰もが口を揃えて「聞こえない」って言うんです。
皆の表情から、自分がからかわれたりハブられている様子ではありませんでした。
くぐもった口調をしてしまってたからなのかな?と思ってこの時は大して気にしていなかったのですが、この時以降にも何度か同じ現象を体験することになって、この状況を認識せざる終えなくなりました。
”みんなの耳を塞いだこの不思議な出来事”は、「空っぽで温度の無い言葉は、人に伝わらないし意味を成さない」ということをSONAに教えてくれました。
また、逆も言えるのです。
言葉遣いが間違っていても、扱う言語や文法が違っても、
はたまた、適切ではない言葉を用いたとしても、
その「ことば」に貴方の”想い(温度)”が乗っていれば、貴方のことばは、人の心を動かして十分に”機能”を果たすのです。
(”温度”という表現がしっくりこない場合は、”エネルギー”に置き換えていただいても構いません)
その温もりは、貴方が”想い(温度)”を乗せた分だけ
周りにどこまでも影響します。
何ならその温もりは周りだけでなく自分自身さえも、包み込んで温めてくれます。
整っていても「温度のない空っぽのことば」は、誰にも響きません。
響くどころか、発すれば発するほどに貴方の心を裏切り、凍えさせる恐れがあります。
このブログに出会ってくれた皆さんが誤ってそのようなことばを使ってしまい凍えることがないよう、これからも”見えない世界の存在”とSONAから「ことば」を通して”温もり”を贈り続けようと思います。
皆さんが”想い(温度)”の乗った言葉で幸せになれますように。